どうもこんにちは。
東京クロコダイルです。

今日はクロコダイルの革の種類についてお伝えしたいと思います!
さて、クロコダイル=ワニ革と思われている方も多いのではないでしょうか?

今回は、クロコダイル革の種類とその特徴についてまとめてみました。

 

一般的には一括りにクロコダイルとされていますがクロコダイル科クロコダイル属に分類されています。

クロコダイルは東南アジア、アフリカ大陸、オセアニア、アメリカ大陸と熱帯中心に幅広く分布していて12種類とされています。

ワシントン条約で規制されており、革(原皮)を輸入するには正規の手続きを踏む必要があります。ちなみに海外で生産したクロコダイル製品を輸入する際も許可が必要です。

輸出入されている革(原皮)はほぼ全て養殖のものになります。肉は現地の貴重なタンパク源となり無駄なく余すところなく活用されます。

 

クロコダイル革の種類とその特徴

爬虫類皮革の中でも最高級とされ、世界的に愛好家も多いクロコダイル革ですが、
実は製品として使用されているクロコダイルはワニ革の中でも4種類のみとなります。

クロコダイルの革は4種類のみ

製品として使用されるクロコダイルの革は4種類のみ

特徴も含めて少しお話したいと思います。

スモールクロコダイル(イリエワニ)

クロコダイルの中でももっとも高い評価を受けており、学術名でもある『ポロサス』という呼び名もメジャーとなっているクロコダイル革となります。
鱗の配列がほかの種類のものより細かく基準が横一列の鱗の数が31~35列になることが基準になります。

きめ細かいエレガントな斑の並びが特徴で竹斑(四角の鱗)と丸斑(両脇の丸い鱗)の美しいコントラストが特徴です。
世界的にも希少な
最高級クロコダイルとされています。

スモールクロコダイル革(ポロサス)

スモールクロコダイル革(ポロサス) マットブラック

ナイルクロコダイル(ナイルワニ)

鱗のバランスとしてはスモールクロコダイルとラージクロコダイルの中間のイメージで美しい長方形の鱗模様が特徴です。
アフリカ原産でヨーロッパを中心に高い需要を誇ります。世界的に高級皮革として多くの取引がなされているクロコダイル革となります。
学名のニロティカスもよく使用されるようになりました。

ナイルクロコダイル革

ナイルクロコダイル革(ニロティカス) マットブラック

ラージクロコダイル(ニューギニアワニ)

スモールクロコダイルと比べて鱗のバランスが大きく横の配列が24~32列とされています。
バッグやお財布になると高級皮革としてのエレガントさの中にも適度なワイルド感が醸し出されます。
学名はノヴァギニアと呼ばれています。

ラージクロコダイル革

ラージクロコダイル革 マットブラック

シャムクロコダイル(シャムワニ)

主にタイで養殖されている種類で日本への輸入量の多いクロコダイル革になります。
鱗模様はスモールクロコダイルと比べるとやや大きいバランスになります。
わき腹にかけての鱗模様のサイズのコントラストがはっきりしています。

シャムクロコダイル革(シャムワニ)

シャムクロコダイル革(シャムワニ) シャイニングブラック

その他ワニ革の「アリゲーター」や「カイマン」はクロコダイル科ではなく、
アリゲーター科に属すのでクロコダイルとは呼べません。

このように、一口に【クロコダイル】と言っても様々な種類があります。
実際に店舗に行ってクロコダイルの製品を手にとって、店員さんにクロコダイルの種類を聞いてみるのも面白いかもしれませんね。

東京クロコダイルでは多くのクロコダイル製品を革の選別から染め、製作まで一元管理することで流通コストを削減し、
最高品質のクロコダイル製品を最高のコストパフォーマンスでお届けしています。
世界的に希少なスモールクロコダイルや斑模様の美しいナイルクロコダイルを使用し、日本が誇る熟練のクラフトマンが一つ一つ丹精込めて作り上げた製品をご用意しています。

クロコダイル革種類の他にバリエーションも豊富に取り揃えております。
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