みなさまこんばんは!
東京クロコダイルです。
いかがお過ごしでしょうか?
早いもので今年に入り1か月が経過しました。
おかげさまで忙しい日々を過ごさせていただいております。
時が経つのがあまりに早く、1月が終わったという実感が全く湧きません・・・。ポジティブに解釈すればありがたい話でそれだけ充実させていただいているという事ですよね。
東京クロコダイル立ち上げ当初から慢性化してしまっているのですが売り切れ商品が多い状況になっております。
お客様からの売り切れ商品に対するお問い合わせは真摯に受け止めております。
決して出し惜しみをしているわけでなく爬虫類皮革というワシントン条約で規制され絶対数が限られた素材をさらにそこからさらに選別しておりますのでなかなか思い通りの生産数の確保ができないのが実情です。そのような限られた素材を使い、それでも1点1点表情の違う素材達を熟練の職人が丹精込めておつくりする。そのように完成した作品達はとても個性豊かな仕上がりです。
東京クロコダイルの作品達がそれぞれオーナー様のお手元に届いくことをふと想像するのですがすごいご縁を頂いているなと感慨深いものがあります。ご縁を頂いたオーナー様に良いご縁だったと感じていただけるよう引き続き取り組んでいきたく思います。
メインでお取り扱いしているお財布もそうなのですがスモールクロコダイルマット仕上げのベルト(トラッドメイドシリーズ)のストックが残りわずかとのことで製作手配をいたしました。
ご覧の通り、普段使用している財布の革とは異なりサイズはかなり大きいものを使います。
Iphone7plus(5.5インチ)を乗せてみましたのでサイズ感はなんとなくお分かりいただけるかと思います。
商品ページにもありますがトラッドメイドシリーズはさらに裏地にも差別化をしています。
本来ならメインの表面に使用されるランクの国内染色のキップ(生後6ヶ月~1年以内の牛)を裏面に使用してしまいます。
キップは高級なバッグやシューズにも使用されています。
一概に牛革と言ってもクラスが細分化されており、一般的にステア(去勢された満2歳以上の牡の革)やカウ(出産経験した満2歳以上の牝の革)などが流通の大部分を占めています。
最上位にはソフトできめ細かいカーフ(生後6ヶ月以内の子牛)があるのですがサイズが小さく1枚革ではベルトは作れません。
その結果、滑らかな肌ざわりで弾力性があり、さらに耐久性を兼ね備えたキップを選びました。
ちなみにこちらのトラッドメイドシリーズは見えない内部の心材も本革を使用しています。
その道40年以上の熟練の職人が1本1本製作していきます。
クロコダイルの鱗のバランス、裁断の取り都合を見ながら作業を行います。
基本的に皮革製品はまず、抜き型を作成し裁断機を使います。ただクロコダイルを筆頭に爬虫類皮革のベルトは革のサイズが牛革より大幅に小さいため職人が革の表情を見ながら手作業で裁断を行っています。
以前にもお話ししましたがこのような手作業の積み重ねで完成した製品は大量生産では出せない『あたたかみ』や『あじ』のある『作品』に仕上がります。
つい先日こちらのベルトを製作いただいている職人さんとこの話題になったのですがご本人は全く自覚されてませんでした(笑)
「必要な作業を手を抜かず真面目に取り組むだけ」
とのことです。
ベルトの幅は35㎜ですので汎用性が高く、幅広いコーディネートに対応可能です。
また、バックルはピンタイプ、バックルタイプともにシンプルなデザインを採用してますので嫌味がなく良い意味で『いかにもクロコ!』という感じもないですよね。
着脱式のバックルですのでもっとインパクトを求められる方はお気に入りのバックルに交換していただくのもアリかと思います。
ありがたいお話で他のラインナップについてのご要望を多数頂戴していることもありますので今後はベルトを含め、お財布、小物以外のアイテムにも力を入れていければと考えておりますので時間はかかるかもしれませんがあたたかく見守っててくださいね(笑)
以上、東京クロコダイルでした。
スモールクロコダイルトラッドメイドシリーズを
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