東京クロコダイルです。
今回は普段と趣向の異なる内容になってます。
いつもと違う観点でクロコダイル革の魅力をお伝えできればと思います。
先日東京オートサロン2022、幕張メッセに行ってきました。
期間は1月14日~16日です。
ご招待いただきプレス、関係者日程の初日での参加です。
入場に際してはコロナウイルス蔓延防止のための対策が想像以上に厳重で感心しました。
さすがワールドクラスのモーターショー。
各出展社が満を持して発表するチューンアップ&カスタムの祭典だけあり、目を引く車ばかりです。
若かりし頃、オースチンミニのクーパー、ジムニーJA11のカスタムにドはまりしていたのを思い出しました(笑)
今回の目的地は北ホール。
そしてお目当ては、
こちらです!
東京板橋のアースコーポレーション様プロデュースのランボルギーニのアヴェンタドールになります。
めちゃくちゃカッコいいですね〜。
ド派手なデザインにベージュ×ブラックカラー、大人の上質感あるカラーリングが印象的です。
内外装に散りばめられたカーボンパーツも実用性兼、見た目の引き締め効果にも貢献しています。
さらにこちらの内装にはなんと!
大判かつ傷の無い激レアなスモールクロコダイル革(ポロサス)がヘッドレストを中心に、パネル周り、シート、アームレスト等、ふんだんにあしらわれているのです。
ランボルギーニアヴェンタドール内装クロコダイルカスタムは世界初なのでは?とのことです。
今回の製作にあたり、アースコーポレーション様よりご依頼をいただき、
コンビとして使用される牛革のカット見本を元に、東京クロコダイルが依頼する都内のタンナーで同じ色味になるよう特注での染色いたしました。
繊細な色味で一歩間違えると外装カラー、シートとの統一感が損なわれるので慎重に慎重を重ねるよう染色職人さんたちにも協力いただきました。
プリントされている背もたれ中央部は牛革なのですがクロコダイル革との一体感はバッチリですね。
そして足元部分に見える黒いタグは、
光源の加減でちょっと見にくいのですが東京クロコダイル製品オーナー様ならご存知、JRAタグ(全日本爬虫類皮革産業協同組合認証タグ)になります。さりげなく『本物』を主張されていていい感じです。
もちろん東京クロコダイル製品のJRAタグと同じナンバーの刺繍が入っております。
画像ではちょっとわかりにくいのですが、実車のシートはベージュカラーのレザーに赤ステッチが非常にマッチしてます。また、ステッチは美しいラインで線を描いています。
ベースカラーとステッチカラーを変えるのは縫い目が少し歪むだけで目立ってしまうため、一般的に腕に自信のない職人は嫌がります(笑)
さらに、クロコダイル革は1枚の革の中でも部位により厚みや鱗模様の入り方も異なるため一般の革と比べても加工の難易度は大幅に上がります。
実際にカスタムを行った埼玉のエレガントデザイン様も相当試行錯誤をされたとのことです。
その難しい革を組み合わせ、ここまでの仕上がりにしてしまうカスタム技術は脱帽です。
高次元の技術力が必要という前提になりますが、スーパーカーのパーツとしても負けないどころか更なる付加価値を重ね、内装に彩を添えるクロコダイル革。
同じ模様が存在しない革ですので全てが世界に一点のワンオフパーツとも言えますね。
車のドレスアップの世界でもエキゾチックレザーの新たな可能性を大いに感じることができました。
アースコーポレーション様、エレガントデザイン様とも今後も愉しみながらその可能性、世界観を模索していきましょうという前向きな話となりました。今回は本当にありがとうございました!
と、いうことでクロコダイル革ってホントに奥が深いと再認識した一日になりました。
また、今回はカスタムカーはロマンだということを少しでもお伝えできれば幸いです。
私も会場でオリジナリティ溢れる車たちをガッツリ堪能してきました(笑)
以上、東京クロコダイルでした。
追伸、こちらの車両が東京国際カスタムカーコンテスト2022インポートカー部門優秀賞に選ばれました。
おめでとうございます!!
アースコーポレーション様ホームページ
http://www.earth210.com/210/
エレガントデザイン様ホームページ
https://elegant-design.co.jp/index.php
東京クロコダイルの製品を